授乳中 ヨーグルト

母乳に含まれるラクトフェリンで

赤ちゃんの免疫力をアップ!

 

  1. はじめに
  2. 母乳に含まれている量
  3. 免疫力アップの秘密
  4. ラクトフェリンの働き
  5. まとめ

授乳

 

はじめに

 

母乳を与えると赤ちゃんの免疫力が高まるというのは、結構皆さんも知っていることですよね。

 

その免疫力アップに貢献しているのが、主に母乳に含まれる、ラクトフェリンというたんぱく質です。

 

ラクトフェリンは動物の母乳に多く含まれる、免疫を作るためのたんぱく質なのです。

 

たまにスーパーなどに行くと「ラクトフェリン入り」という宣伝文句で販売されている食品も、多く見かけます。

 

赤ちゃんだけでなく、大人にもぜひラクトフェリンを摂取してもらいたい、ということなんでしょうね。

 

でも、そもそもラクトフェリンとはどういったものなのでしょうか?

 

そこで今回は、ラクトフェリンの基礎知識と免疫力の大切さ、役割についてご紹介します。

 

 

 

母乳に含まれている量

 

ラクトフェリンって何?

 

 

ラクトフェリンとは、哺乳類の乳に含まれているたんぱく質です。

 

特に人間の場合、出産後5日までに出る母乳の「初乳」に、非常に多く含まれています。

 

授乳

 

では、人間の母乳の中には一体どのくらいのラクトフェリンが含まれているものなのでしょうか?

 

産後5日くらいまでの特別な母乳である初乳には、100mlあたり600mgのラクトフェリンが含まれています。

 

その後の普段の母乳では、100mlあたり200mgとおよそ1/3に含有量が減少します。

 

牛乳のラクトフェリン量が100mlあたり10〜40mgというところを見ると、かなり人間の母乳はラクトフェリンを多く含んでいることがわかりますね!

 

わたしは以前、森永乳業の宅配を頼んでいた時に、ラクトフェリン入りのヨーグルトを注文していました。

 

このときに、母乳にラクトフェリンという特別な成分が含まれているんだと、漠然と知ったのです。

 

ラクトフェリンを摂取することで、免疫力がアップして様々な感染症などにかかりにくくなると言われています。

 

わたしも育児で毎日忙しく、風邪も引いていられない状態だったので、営業さんも「是非お母さんも!」と勧めてくれたんですね。

 

おかげさまでラクトフェリン入りヨーグルトを毎日摂取しているときは、風邪にもインフルエンザにもかからずに済みましたよ!

 

母子ともにラクトフェリンの恩恵を受けて、初めての冬場は何事もなく、過ごすことができました。

 

では次の項目で、抵抗力の弱い赤ちゃんにとって大切な免疫について、ラクトフェリンの活躍を見ていきたいと思います!

 

 

 

免疫力アップの秘密

 

免疫力の大切さ

 

 

実は、ラクトフェリンは母乳だけに含まれているわけではありません。

 

唾液や涙に鼻水、そして粘膜、白血球のひとつである好中球にも含まれていて、外部からの細菌やウイルスの進入を防御してくれるのです。

 

ラクトフェリンは産まれたての赤ちゃんに摂取してもらうよう、初乳に多く含まれているものです。

 

そのため、あらゆる分野においてラクトフェリンの研究が進められているところです。

 

例えば細菌やウイルス、活性酸素による酸化を抑えるという研究課題もあります。

 

また、鉄の吸収を調節することに関しての実験や、ビフィズス菌を増やすための実験などもおこなわれているのです。

 

免疫力をアップさせるには、からだの中に存在する様々な部隊に協力してもらう必要があります。

 

その中でも、重要な位置を占めるのが「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」です。

 

授乳

 

体内にウイルスなどの異物が侵入した際に、素早くピンポイントで攻撃をして、からだから追い出す役割をしています。

 

NK細胞は、特にからだに異常がみられないときでも常に体内をパトロールしていて、異物を発見次第すぐに攻撃を仕掛けます。

 

そのため、NK細胞が多いとそれだけウイルスなどに早く対処することができるのです。

 

森永乳業の研究から、ラクトフェリンはNK細胞の動きを活性化するはたらきがあることがわかりました。

 

血中に含まれるNK細胞の数も2%ほど増え、NK細胞の活性化も40%ほど増えたことが明らかになったのです。

 

赤ちゃんは非常に免疫力が低い状態にありますので、ちょっとしたウイルスや細菌が命に関わることもあります。

 

そのため、母乳のラクトフェリンで赤ちゃんのNK細胞を増やす&活性化して、しっかり免疫力を上げていきたいですね。

 

 

 

ラクトフェリンの働き

 

ラクトフェリンの役割

 

 

ラクトフェリンという名前には、きちんとした役割を表す意味があるのです。

 

由来としては「ラクト…乳」と「フェリン…鉄分を結合するたんぱく質」という、それぞれの役割が合体して名づけられました。

 

授乳

 

このようにラクトフェリンは鉄分を結合する強い作用があるので、腸内で発生する悪玉菌などを抑制してくれるのです。

 

なぜ鉄分とラクトフェリンが結合することで、悪玉菌の発生が抑えられるのかというと…。

 

実は、腸内の悪玉菌は鉄分をエサにして増えていくからなんです!

 

悪玉菌のエサである鉄を、ラクトフェリンが奪い取ってしまうんですね。

 

また腸内環境を整える善玉菌に対しては、逆に数を増やすためにはたらいてくれるのです。

 

ラクトフェリンを多く含む母乳を赤ちゃんに与えることで、赤ちゃんの腸内のビフィズス菌や乳酸菌が増殖します。

 

すなわち、腸内環境が善玉菌優位の良い状態になるということなんですね。

 

でもここで心配になるのは、鉄分と結合してしまって貧血になったりしないの?ということだと思います。

 

雪印乳業がおこなった実験によると、貧血気味のマウスにラクトフェリンを与えたところ、貧血が回復したという結果が得られたそうです。

 

腸内の悪玉菌が、貧血予防のために必要なヘモグロビンのはたらきを抑制してしまうので、その悪玉菌を減らすことで貧血を防ぐのです。

 

そのため、ラクトフェリンと鉄の結合による鉄欠乏性貧血の心配は、大丈夫そうですね!

 

比較的貧血になりやすいとされている赤ちゃんでも、ラクトフェリンの役割によってそれを免れているのです。

 

ラクトフェリンの量を増やして母乳により多く移行させるには、2つの方法があります。

 

ひとつは、サプリメントで手軽に摂取する方法です。

 

もうひとつは、わたしも食べていますがラクトフェリン入りのヨーグルトを毎日食べることですね。

 

毎日の積み重ねが、母乳に含まれるラクトフェリンを、増やしていくのです。

 

授乳

 

まとめ

 

まとめ

 

 

母乳の中でも主に出産後5日間しか出ない初乳に多く含まれる、ラクトフェリンについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

 

もちろん、初乳でない普段からの母乳にも牛乳の約20倍もの量のラクトフェリンが含まれていますので、その差は歴然です。

 

ラクトフェリンは赤ちゃんのNK細胞の数を増やして、活動を活性化することで様々な感染症などにかかりにくくします。

 

ラクトフェリンは通常24時間ほどしか効果が持続しないので、しっかり頻回授乳で効果を持続させていきましょう!

 

わたしの子どもも2歳近くになるまで風邪らしい風邪は引いたことがなかったので、母乳のラクトフェリン効果が効いたのかなと思っています。

 

これからどんどん研究が進んで、ラクトフェリンのさらなる効果が判明することを、期待したいですね!

 

わたしも引き続き、母乳の中にラクトフェリンが増えていくように、ラクトフェリン入りのヨーグルトなどを食べ続けようと思います。